WWA Wing v3.9.0 でリリースされた $if - $else_if - $else -$endif マクロでは、ユーザ変数やステータスの状態に応じて、実行するマクロを変更することができます。set マクロでは、ユーザ変数, ステータスなどの値を簡単に変更することができます。

このページでは、これらのマクロで利用可能な値について説明します。マクロの説明自体は、下記ページをご覧ください。

WWA Wing v3.9.7 からは $show_str マクロでも利用できるようになりました。(※後方互換性のため、整数値を指定した場合は該当ユーザー番号のユーザー変数が表示されます)

WWA Wing v3.9.7 から、 STEP への値の設定が可能になりました。

WWA Wing v3.12.0 から m, o, ITEM , ITEM_COUNT, ITEM_COUNT_ALL X, Y, PDIR, ID, TYPE に対応しました。また、マクロのパラメータにこれらや、これらの値の四則演算が使えるようになりました。関連: $map2

ただし $sound マクロでは使えません。

利用可能な値

値の名前 値の制約 説明 書き込み可能か? 範囲外の値を書き込もうとした場合の処理
整数値 - 整数値 NO -
v[N]
※ N は 0 以上255 以下の整数 ‣ を参照 ユーザ変数
v[HP]v[v[0]] のように、 [ … ] の内部に直接整数値以外を書く書き方はできません。
(将来的には対応予定です) YES 最小値を下回る場合は最小値に、最大値を上回る場合は、最大値にする。
小数点以下を含む場合、整数部分のみになる。
HP 0以上の整数値 プレイヤーの生命力
0 を書き込もうとした場合は、設定によってはゲームオーバーになります。設定を変更するには、 ‣ をご利用ください。 YES 0以下の値は0とし、生命力最大値を超える場合は、生命力最大値とする。
小数点以下は切り捨てる。
HPMAX 0以上の整数値 プレイヤーの生命力最大値
0 は無制限を意味します。 YES 0以下の値は0とする。
小数点以下は切り捨てる。
AT 0以上の整数値 プレイヤーの攻撃力
(所持アイテムを除いた値) YES 0以下の値は0とする。
小数点以下は切り捨てる。
AT_TOTAL 0以上の整数値 プレイヤーの攻撃力
(所持アイテムを含む値)
ATAT_ITEMS の合計に相当します。 NO -
AT_ITEMS 0以上の整数値 プレイヤーが所持しているアイテムの攻撃力の合計値 NO -
DF 0以上の整数値 プレイヤーの防御力
(所持アイテムを除いた値) YES 0以下の値は0とする。
小数点以下は切り捨てる。
DF_TOTAL 0以上の整数値 プレイヤーの防御力
(所持アイテムを含む値)
DFDF_ITEMS の合計に相当します。 NO -
GD 0以上の整数値 プレイヤーの所持金 YES 0以下の値は0とする。
小数点以下は切り捨てる。
DF_ITEMS 0以上の整数値 プレイヤーが所持しているアイテムの防御力の合計値 NO -
STEP 0以上の整数値 プレイヤーの移動回数 YES (v3.9.7以降) -
TIME 0以上の整数値 ゲーム開始からのプレイ時間 (ミリ秒) NO -
PX 0以上の整数値
マップサイズ以下 プレイヤーがいるX座標 NO -
PY 0以上の整数値
マップサイズ以下 プレイヤーがいるY座標 NO -
RAND(V)
※ V は RAND 以外の値 - 0 以上 V 未満の乱数
(言い換えると 0 以上 V - 1以下の乱数) NO -
m[N][M] 0以上の整数値 座標 (N, M) にある背景パーツ番号
m[X+1][Y+1] や、m[v[0]][v[1]] のように [ … ] の内部に直接整数値以外を書く書き方はできません。
(将来的には対応予定です) YES
指定位置にパーツを出現扱いになります。 -
o[N][M] 0以上の整数値 座標 (N, M) にある物体パーツ番号
o[X+1][Y+1] や、o[v[0]][v[1]] のように [ … ] の内部に直接整数値以外を書く書き方はできません。
(将来的には対応予定です) YES
指定位置にパーツを出現扱いになります。 -
ITEM[N] 0以上の整数値 アイテムボックス内にある物体パーツ番号
空の場合は 0 となります。 YES
‣ と同じ効果になります。 -
ITEM_COUNT(N) 0以上の整数値 アイテムボックス内にある物体パーツ番号 N のパーツの個数 NO -
ITEM_COUNT_ALL 0以上12以下の整数値 アイテムボックス内のパーツ番号が0でない物体パーツの個数。
※ v3.12.0 に限り ITEM_COUNT という名前でした。v3.12.1以降は ITEM_COUNT_ALL で利用できます。 NO -
X 0以上の整数値
マップサイズ以下 メッセージを出したパーツが存在する X 座標 NO -
Y 0以上の整数値
マップサイズ以下 メッセージを出したパーツが存在する Y 座標 NO -
PDIR 2, 4, 6, 8 プレイヤーが向いている方向
2: 下, 4: 左, 6: 右, 8: 上
テンキーを意識するとわかりやすいです。 YES -
ID 0以上の整数値 メッセージを出したパーツの番号 NO -
TYPE 0, 1 メッセージを出したパーツの種別
0: 物体, 1: 背景 NO -